2015年5月18日月曜日

木の幹の半分枯れた部分に塗る薬剤(接着材)を塗るときの注意点は

木の幹の半分枯れた部分に塗る薬剤(接着材)はなにがいいか。
木の切り口などに塗る

雨が切り口から入り、木が弱るので、接着材などでふさぐ。
傷口に塗るペースト状の殺菌剤。


癒合促進剤(癒合剤の成分は90パーセント以上木工用ボンドと同じです。それに殺菌剤と色を混ぜただけ。)
木工用ボンドと同じく水にふやけるし紫外線で劣化するから3ヶ月に一回は塗り直しが必要


●トップジンMペースト
剪定・整枝時の切り口、胴枯病などの病患部を削り取った後の傷口に塗るペースト状の殺菌剤で、病原菌の侵入を防ぎ、枯れ込みを防止し、切り口の治りを早めます。

●クレオソー、木タール、を刷毛でぬる。
●木工用ボンドを塗る

補足:
最近の樹木の治療法としては傷に癒合剤とか塗らない方がいいと言われてます。
癒合促進剤を塗るときの注意
雨水が侵入すると、逆に乾きにくい為に腐朽が進みます。
腐朽の進行を防ぐためには水分、酸素、菌のどれかを確実に遮断しなければなりません。


参考:
 商品名
成分
殺菌作用
 乾燥防止
 耐久性
 備考
 トップジンMペースト
 酢酸ビニル系
×
 カルスメイト
 酢酸ビニル系
×
×
 木工用ボンド
 酢酸ビニル系
×
×
 キヨナール
 アクリル樹脂系
×
 カベコーク
 アクリル樹脂系
×
アクリル絵の具
アクリル樹脂系
×
塗料・ペンキ(水性)
アクリル、シリコン
×
カットパスター(不乾性パテ)
不明
×
ネオシールB-3(不乾性パテ)
ポリオレフィン系
×
IPH高粘着(不乾性パテ)
ポリブテン系
×
付着しにくい
AP-200(不乾性パテ)
ポリブテン系
×
乾燥固化する
アルミホイル
アルミニウム
×
単独使用では
接着要
シリコンシーラント
シリコン系
×
最も除去困難
墨汁
炭素
×
×
×
着色のみ

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