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熔成リン肥 (熔リン)
リン酸肥料の分類
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水溶性リン酸
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●肥効が速い
ところが、水に溶けたリン酸分が容易に土中の活性化したアルミニウムや鉄と結びついて、土に固定されてしまう。
●肥料名
<過リン酸石灰>
保証成分
17%の水溶性リン酸
副成分として六〇%程度の石こう(硫酸石灰)を含むので、石灰とイオウ成分を含む
施すときは、播種溝や植え溝に堆肥や有機質肥料とともに施すのが理想。
また、硫酸根を含むので水田には使わないこと。
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く溶性リン酸
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●肥効は遅い
水には溶けず、土に施されると作物の根や粘土によってはじめてリン酸成分が少しずつ溶け出して、ゆるやかに吸収される。
肥料の損失は少ない。
●肥料名
<熔成リン肥 (熔リン)>
保証成分として
く溶性リン酸二〇%を含み、
溶性苦土15%、有効ケイ酸20%などを含み、
アルカリ度は五〇%。
< BM熔リン>
熔リンの保証成分に加えて、
く溶性マンガン1%、
く溶性ホウ素0.1%を含んでいる
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<重焼リン>
水溶性とく溶性のリン酸を半々ずつくらい含む
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与えなければ作物が満足に育たないと思いこんでいたリン酸・カリをゼロにする。
参考:http://agri-biz.jp/item/detail/650?page=5&fb_xd_fragment
1:窒素分は空気中や下層に揮散したり、移動したりするので蓄積されない。
2:リン酸はほとんど移動せず、三要素入り化成肥料が施されるたびに、土中に蓄積していくのである。
3:固定されたリン酸は作物に利用されないのでしょうか
http://www.hiryou.hokuren.or.jp/qa/q02_05_01.html
カルシウムと結合したリン酸は、土壌のpHが6~7程度で一部溶け、また、植物の根から分泌される酸によっても溶けるので、作物に良く吸収利用されます。
一方、アルミニウムや鉄と結合したリン酸は水に溶けないためほとんど吸収利用されません
難溶態リン酸の利用方法としては、難溶態リン酸の吸収力が強い植物を栽培し、リン酸を吸収させた後に緑肥としてすき込む方法もあります。
参考:http://www.snowseed.co.jp/bokusou_engei/magazine/14_05/1405_02.pdf
リン溶解菌は、堆肥の有機成分をエサに有機酸を出し
土壌に固定されているリンを作物が利用できる形に変えてくれます
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